セルライトについて
今や女性の間では知らない人はいないのではないかというくらい有名になっているセルライト(Cellulite)。
オレンジの皮に似ていることからアメリカでは「オレンジピールスキン」とも呼ばれているセルライトは、でこぼこした見た目だけではなく、身体にも影響のある現象ですので、しっかりと理解をして、健康的な毎日を送れるようにしていきましょう。
セルライトとは
セルライトとは、皮膚の下の脂肪細胞が、血行不良により代謝が鈍ることによって肥大化してしまい、老廃物や細胞間液がお互いに結びつき、皮膚を押し上げて表面まであらわれてくる事を言います。
セルライトは脂肪が肥大化することにより起こりますので、脂肪が付きやすい身体の部位によく見られます。
すなわち、お腹周り、お尻周り、あご、二の腕、太腿などに現れやすくなっています。
フランス語で細胞を意味する「Cellule」と鉱物を意味する「ite」からきた造語と言われています。
まだ歴史は浅く、1973年にニューヨークのエステサロンの経営者が本を出したことにより広く知られ、日本では2000年頃から一般的に広まってきました。
いまでは、太っている人にも痩せている人にも成人女性の8割以上が軽度のものも含めてセルライトがあると言われていて、美容を気にする女性の悩みのタネとなっています。
一度できてしまうとなかなか自然には消えることがなく、冷え性やむくみを引き起こす原因となったり、どんどんと痩せにくい体になってしまうなどの健康面や精神面にも影響を及ぼしてしまいます。