生活の乱れが招く危険な病気!高脂血症につながる3つの原因
高脂血症は無自覚に症状が進行するため、気づいたときには手遅れとなる場合があります。
また、高脂血症は脳梗塞や心筋梗塞につながる恐れを持っています。
このため、高脂血症は非常に恐ろしい病気なのです。
死に直結する恐ろしい脳梗塞の特徴とは死の恐れがある心筋梗塞の特徴とは
無自覚に進行していく高脂血症を予防するためには、普段の生活の中から、高脂血症につながる原因を取り除く必要があります。
そこで、今回の記事では高脂血症の原因について紹介します。
どのような原因があるか理解し、普段から健康的な生活を心がけましょう。
高脂血症の3つの原因
高脂血症の原因には様々なものが存在します。
食習慣、運動不足などから後天的に高脂血症になる場合もありますが、遺伝的な要素や体質が関係する場合もあります。
しかし、自分でコントロールすることができる高脂血症の原因を挙げると、以下の3つとなります。
- 食生活
- 運動不足
- 肥満
以下ではそれぞれの原因についてみていきましょう。
食生活
昨今の日本人の食生活は非常に高脂血症を起こしやすいものとなっています。
特にスーパーのお惣菜やコンビニ弁当が発達したおかげで、忙しい人であっても簡単に高カロリーかつ高脂質の食事をとることができるようになりました。
また過去にさかのぼると、食事が欧米化したことにより日常的に摂取する脂質の量が多くなっているのも高脂血症につながっています。
運動不足
定期的な運動の習慣は体に蓄積された脂肪を取り除くことにつながります。
そのため、定期的に運動している人は、高脂血症になりにくくなります。
しかしながら、現代ではデスクワークに従事する人も多く、また移動の際は車や電車を使うことが一般的であるため、多くの人が慢性的な運動不足に陥っています。
このような運動不足は脂肪を消費する機会を損なうため、高脂血症の原因となります。
また運動不足からストレスの解消方法を失っている人も多く、それが過食に繋がる恐れがあります。
肥満
肥満は原則として食生活と運動不足によって引き起こされます。
このように肥満状態にある人は、そもそも食生活が乱れており、また運動不足に陥っていることが多いため高脂血症であることが多いのです。
肥満の改善は、過剰な方法をもって一気に行うよりも、日常的な食生活と運動習慣を見直すことで、長期的な視野で行っていく必要があります。
そうすることで過度なリバウンドを避けることが出来、健康な体を取り戻すことができるのです。
このように高脂血症の原因には、先天的なものを除くと、食生活、運動不足、肥満の3つがあります。食生活および運動習慣については、毎日の生活を見直すことで改善していくことができます。
また、改善し始めた当初こそ精神的につらいものがあるかもしれませんが、習慣づけていくことでそういった精神的なつらさは緩和されていきます。そうして健康的な習慣を手に入れることができれば、高脂血症の進行を防ぐことができるのです。あなたもぜひとも毎日の生活を見直してみましょう。