糖尿病網膜症のセルフチェックと検査内容とは

糖尿病網膜症チェックシート

糖尿病網膜症は「糖尿病の3大合併症」の一つです。
突然視力が急激に低下し、失明に至る場合もあるので要注意です。
下記の項目で当てはまるものが多いほど、糖尿病にかかりやすいといえます。
また糖尿病になると、いずれは糖尿病網膜症を発症する可能性があります。

  • 食べ過ぎることが多い
  • お酒をよく飲む
  • 甘いものが好き
  • 野菜や海藻類をあまり取らない
  • ジュースやドリンク剤をよく飲む
  • 間食を必ずとる
  • 食事の時間が不規則
  • 運動をしない
  • 最近ゆっくり休んでいない
  • ストレスが溜まっている

糖尿病の基準値と検査方法

尿検査

尿を取り、ブドウ糖の有無を調べます。
血糖値が正常値より高くなると、尿にブドウ糖がまじります。
これは「糖尿」と言われ、糖尿病のサインです。
尿検査は一般の健康診断などで行われています。

糖尿病の特徴

血液検査

  • 空腹時血糖値
    10時間異常食事を取らない状態で血糖値を測る検査です。
    血糖値が126mg/dl以上だと糖尿病が疑われます。
  • HbA1c(ヘモグロビンエイワンシー)値
    血液中のブドウ糖の状態は、赤血球中に含まれるHbA1cの値でも判断できます。
    この検査では、過去1〜2ヶ月の血糖状態を知ることができ、血糖コントロールの目安になります。
    正常値は5.6%未満です。
  • ブドウ糖負荷後2時間値
    食後の血糖値を測る検査。
    空腹時にブドウ糖溶液を飲み、30分、1時間、2時間後に血液を採取して調べます。
    2時間後の血糖値が140mg/dl未満であれば正常です。
    140mg/dl以上だと糖尿病予備軍、200mg/dl以上だと糖尿病の疑いがあります。