汗や紫外線は食物や環境アレルギーと同じ

ジトッとした汗はダメ

紫外線にも気をつけましょう。
汗は非常に肌を刺激しますので運動した時などに流れる汗はシャワーなどで洗い流せば良いのですが、ジワーっと出てくる汗は必ず皮膚炎を起こすのでよくありません。

一般にアトピーの人の肌は脂も汗も出ないような皮膚になっていますから流れるような汗が出るようになればそれは良い証拠です。

しかし、そういう汗ではなく梅雨時のような湿気が強い時に出る汗はよくありません。
そのような汗を書くときはこまめに下着を変えたりこまめにシャワーに入って肌に汗が残らないようにして下さい。

サンケアを十分に

紫外線で皮膚炎が出る人の場合は検査をしますが殆どの場合は20秒か30秒で反応が出ます。
そのような人はきちんとしたUVケアをしましょう。

麻黄附子細辛湯(まおうぶしさいしんとう)という漢方薬やアレルゲンコントロールした紫外線ケアをします。
夏はウォータープルーフ、冬は少し油分の入ったものを使いましょう。

30秒の紫外線が耐えられないなら洗濯物も干せないですし、買い物にもいけません。

ですので必ずUVケアをして紫外線カットの綿の手袋をはめ、帽子をかぶり準備してから外に出ましょう。

最後に

人は理由がわかれば納得できます。
理由も説明しないで「こうしなさい」は実行に移せないし移せたとしても長続きしません。

それは食物アレルゲンであれ、環境のアレルゲンであれ、汗であれ、紫外線であれ同じです。
原因さえつかめればもう半分治ったも同然です。

「なぜそうするのか」をこのサイトを通じてご理解いただき、うまく自己管理をしながらアトピーをコントロールをして症状が出ないようになれば幸いです。