病気の原因となっている場合の動悸を見極めましょう

胸がドキドキしたり、脈に触れるといつもより速かったり・・・・。
それって動悸?病気の前触れ?

動悸とは不快に感じる心臓の脈拍

激しい運動をした後や階段を一気に駆け上がった時、多くの人は心臓がバクバクしたり、息がハアハア上がったりします。
心臓の拍動が胸に伝わる、いつもより激しい鼓動を動悸と思っている方も多いようですが、動悸とは、心臓の拍動(心拍)を不快に感じることと定義されています。

過大な心配は無用だが
重篤な病気のサインの場合も

動悸がすると、ことが心臓に関連するだけに不安が高まりますが、7〜8割は心配のない動悸です。
ただ、残りの2〜3割の中には命に関係する危険な病が隠れていることがあるので注意が必要です。

健康な人でも激しい運動後や過度に興奮、緊張すると動悸は起こります。

また、加齢や、睡眠不足、過労をきっかけに動悸が起こるケースも多く、その場合はあまり少ないといいます。
ただし、突然、今までにない激しい動悸が遅い、休んでも治まらないときや、胸痛、呼吸困難、めまい、吐き気などを伴ったら、重篤な病気を疑うき必要があります。

医療機関を必ず受診しましょう。

危険な動悸と心配ない動悸

放っておいてはいけない動悸

危険な動悸の特徴
  • 安静時に突然、不気味なリズム「トントントトトト・・・」と言うような激しい動悸がする。
  • 鼓動が突然、速く、激しくなり、休んでもおさまらず、気分が悪くなる。
  • 激しい動悸とともに、急に胸に重石を載せたような圧迫感に襲われる。

心配のない動悸

問題ない動悸の特徴
  • 重い荷物を持って階段をあがるとハアハアして、動悸がする。
  • 激しい運動をすると、息が上がり、「ドクドクドク・・・」と動悸を感じる。
  • 会議や商談等で緊張して心臓がドキドキする。

いずれも原因がなくなると動悸が収まるのが特徴です。