アレルギー性鼻炎の様々な症状と風邪との違い

アレルギー性鼻炎の症状

アレルギー性鼻炎は、くしゃみ、鼻水、鼻づまりが3大症状となります。

この3つが症状としてあらわれたら、アレルギー性鼻炎と考えられるのが通常ですが、アレルギー性鼻炎は突然あるときから急に始まることもあるので、風邪やインフルエンザと間違えてしまうケースも見られます。

アレルギー性鼻炎とかぜやインフルエンザとの違いとしては以下のような特徴が考えられます。

発作的に連続して繰り返しくしゃみが出るような症状はアレルギー性鼻炎の可能性が高いです。

粘り気が少なく、色も透明で、水のようにさらさらした鼻水が繰り返したれてくる場合はアレルギー性鼻炎と考えられます。

そもそも鼻づまりとは鼻の粘膜が腫れることにより、空気の通り道を狭めてしまう状態です。
発熱やだるさなど風邪の諸症状がみられないのに鼻が詰まってしまう場合は、アレルギー性鼻炎を疑いましょう。

一般的にアレルギー性鼻炎の症状はくしゃみ、鼻水、鼻づまりの3つですが、人によっては、目や喉、皮膚などにも炎症などの症状が見られることもあります。

目がかゆくなったり、涙が出る、まぶたが赤く腫れているなどの症状が見られたら、アレルギー性鼻炎の可能性が高いです。

また、風邪は発熱を伴うのに対して、アレルギー性鼻炎では一般的には発熱はない（重度のアレルギー性鼻炎で発熱を伴うケースもなかには見られます）、風邪は一日中症状が出るのに対してアレルギー性鼻炎では朝や夕方以降に症状が激しくなるなどといった特徴も見られます。

更に家族にアレルギーを持っている人がいる場合はアレルギー性鼻炎を発症する可能性も高くなります。