肝臓病を改善する2つのポイント

食事と飲酒に注意！肝臓病は2つを見直すことで改善できる

肝臓は沈黙の臓器です。
そのため気づいたときには肝硬変が進行していたということも少なくありません。
そして、軽度の肝臓の異常は多くの場合、脂肪肝、肝硬変、肝臓がんといった重大な病に繋がります。
そこで今回は肝臓病を改善する方法についてみていきましょう。
日頃から肝臓の状態を良く保つことができれば、重い肝臓病の被害を避けることができます。

基本は食事で改善

肝臓病を改善する方法として最も代表的なものが食事療法です。
肝臓は小腸が食事から吸収した栄養素を体内で吸収できる成分に変換する役割を持っています。
つまり肝臓は小腸と共に食事の影響を最初に受ける器官であるといって過言ではありません。

それだけ肝臓に対する食事の影響は大きいのです。
そのため食事を変えることで肝臓の状態を改善することができます。

具体的に気を付けるべき点は以下の3つです。

特に普段から脂質や油分の多い食事を摂っている人は注意が必要です。
肝臓に大きな負担がかかっている恐れがあります。
また脂肪が肝臓に蓄積すると脂肪肝となります。

食事をするだけで肝臓には負担がかかるため、食事を摂るタイミングにも注意が必要です。
不規則な時間に食事を繰り抱えしていたり、食事と食事の間隔が近すぎたりする場合は改善が必要となります。

早食いとまとめ食いも肝臓への負担が大きくなります。
食事に際してはよく咀嚼し、時間をかけて食べていくことを心がけましょう。
これらの改善すべき食事は、忙しい人ほど気を付ける必要があります。

アルコールを減らす

肝臓は摂取したアルコールを無毒化する働きを持っています。
そのためお酒は肝臓に大きな負担をかけます。
アルコールから肝臓を守るためには、何よりも禁酒が重要です。

また毎日お酒を飲んでいる人は、禁酒よりも先に飲酒の頻度を減らすことが求められます。
毎日休みなく肝臓がアルコールを無毒化している状態は、肝臓病に繋がってしまいます。

自分一人の力で禁酒が難しい場合は、禁酒外来などの協力を得た上で実現していきましょう。