大腸がんの症状

今回の記事では大腸がんの症状について解説します。
症状を知ることができれば、大腸がんに迅速に対応することができます。

原則として大腸がんは無自覚に進行する

大腸がんとは、大腸内に癌細胞が増殖する病気のことです。
多くの原因により進行しますが、根本的なところでは体内の活性酸素の増加に原因があります。
しかし、大腸がんは加齢や生活習慣とともに進行する側面もあるため、必ずしも常に自覚症状があるわけではありません。

特に、初期の大腸がんのうちは進行しても症状としてみられないことが多く、気づくことが難しくなっています。
私たちは生きる以上、脂質やたんぱく質は摂取していかなければなりません。そのため、脂質やたんぱく質が体の中に入り込むこと自体は避けられないのが実状です。

大腸がんの症状

ここまでは、大腸がんには自覚症状がほとんどないことを紹介しました。
しかし、大腸がんを長く患っていると徐々に自覚症状として様々な症状が表れることが多くなっています。
以下では大腸がんの具体的な症状について解説します。

大腸がんには以下の症状があります。

早期の大腸がんでは部位によらず、無症状のことが多いです。
進行してくると、部位によって生じやすい症状に違いがあります。
右側（横行結腸癌、上行結腸癌、盲腸癌）大腸がんでは、腸管の内容物が液状で、腸管の内腔も広いので、通過障害になりにくく、症状が出にくいです。
そのため、癌が大きくなってから、腹部腫瘤として気づく場合があります。
また、じわじわと出血が続き、貧血を指摘されて発見される場合も多いです。
一方、左側（下行結腸癌、S状結腸癌、直腸癌）大腸がんでは、腸管の内容物が固形で、肛門に近いことから、便の性状が変化したり（血便）、通過障害（便秘）が起こりやすくなります。
比較的早い時期から症状が起きやすいことが特徴です。